【香り辞典】オレガノ

2021年7月15日

オレガノ

この可愛らしいピンク色の花を咲かせてくれてるハーブは「オレガノ」です。

シソ科の植物で別名「ワイルドマジョラム」とも呼ばれて、マジョラムとよく似た香りがしますが、
マジョラムよりピリッとした香りかな‥

 

オレガノの活用法

オレガノはハーブでも、精油でも活用することができます。

どちらかと言えば、ハーブの方が活用しやすいかな。
なぜなら、精油だとフェノール類という皮膚を刺激する成分を含むので、あまり一般的ではなく、どちらかと言えば上級者向けのエッセンシャルオイルになるからです。

でも使えないわけではないのでひとつずつご紹介しますね！

ハーブの使いかた

ハーブはフレッシュなものなら、１～２週間ほど風通しの良いところで陰干しにしてドライにするのをおすすめ。

フレッシュハーブは、スーパーで料理用として少量販売されていますから、それをご自宅でドライにする方法もありです！

ドライにされたハーブは、もっとネットでも手軽に手に入ります。

 

 

 

このドライハーブはトマトソース系のパスタに風味づけに入れたり、岩塩と一緒に混ぜてハーブソルトにしておくとすごく便利です。

ちょっとお味か濃いめのお肉料理や魚料理だったり、
スクランブルエッグに少し振りかけて、最後にマヨネーズを合えてサラダにトッピングしても美味しい！

ただ、味にパンチがあるのでたくさんかけない方がいいかもです(^▽^)

 

精油の作用

アロマテラピーで使用する精油（エッセンシャルオイル）では、少々使い方に注意が必要になります。

というのも、先にご紹介した通りフェノール類という皮膚を刺激する成分を含むので、
一般的ではなく、どちらかといえば上級者向けになるからです。

薬理作用でいうと、
抗菌作用、抗真菌作用、抗ウィルス作用に優れています。

風邪やインフルエンザなどの感染症予防にもお使いいただけますし、
水虫や真菌性イボなどのケアにも0.5％以下に希釈したローションやチンキにしても活用できます。

（使用するときは皮膚刺激性があることを十分理解してパッチテストなどをしてからにしてくださいね。使用できる年代にも注意しましょう）

お部屋での風邪予防などにするならデュフューザーを使うのもいいですね。

 

 

精油のおすすめブレンド

作用としては興味深くても、香りはインパクトあります・・・(^^;

なのでオレガノだけのブレンドより、他の精油をブレンドしたほうが芳香性はよくなりますよ。

 

夏はレモングラスやグレープフルーツと混ぜてスパイシーな香りに。
冬はラベンダーやオレンジと混ぜると暖かさを感じる香りになります。

 

オレガノ　まとめ

オレガノはハーブだとある程度手軽に使えますが、精油は注意が必要です。

まずはお試しにハーブから挑戦してみてはいかがでしょう。

特に私はハーブソルトがおすすめ！
ちょっとした香りのアクセントにもなりますし、なんとなくお料理上手になれたような気がします(笑)