英国式アロマトリートメントとは

英国式アロマトリートメントは、インド、チベット、中国の伝統医学の哲学を取り入れ1950～60年代にマルグリットモーリー女史により誕生しました。

 

精油のもつ自律神経系への効果を最大限に活かせるため、

植物油に精油を希釈してトリートメントをするという方法です。

 

現在では当たり前のように行われているオイルトリートメントですが、
植物油に精油を混ぜる意味は、単に今の体の不調を軽減させるだけではなく、

精神と肉体のバランス（自律神経など）にはたらきかけながら、
中長期で体の不調を改善していくという目的があります。

 

私なりに簡単に言うと、単にコリをほぐす、リラックスする、ということ以外に、

香りとスピードと手技をもって潜在意識にはたらきかけながら、精神的なものを整えていくトリートメントです。

 

 

精油の選定は、解剖生理学、健康学、心理学、病理学、薬理学など学んだアロマセラピストが

一人ひとりの精神と肉体のアンバランスに対して精油を慎重に選びブレンドしてトリートメントを行います。

 

精油の種類はアロマセラピストによって変わりますが、

平均30～50種類の中から３～４種選ばれることが多いと思います。

 

また植物油もいくつかの種類の植物油を、肌や体調などを考慮しながら2種類以上ブレンドして行われることも多いです。

リシェスでは次の植物油の中から選ぶことが多いです。種類は季節などにもよって変わります。

 

英国式アロマトリートメントは力任せに筋肉をほぐすのではなく、

精油が皮膚から吸収されやすいように考えられた優しくなでる手技（エルフラージュと言います）を中心に行われ、さらにクライアント様にとって心地よい力加減に調整されます。

 

全身の浮腫みやコリ、リンパをじんわりとほぐしますので、痛いトリートメントではありません。

精神のバランスをとるようにはたらきかける、ゆったりとしたスピード、優しい力加減、心地よい手技のトリートメントなので、終わる頃には体の深部と心までが心地よく整うとされます。

 

 

心を縛っていた何かが解放され、自分自身を感覚的に感じたり、

偏っていた身体のバランスが整ったという感覚を感じられる方が多いです。

 

ただ、誤解してほしくないのは、スピリチュアルすぎるものではないということ。

 

私自身、精神論などは嫌いではありませんが、

施術の際に「魂がどう」「オーラがどう」「前世がどう」とかを押し付けるようなことはありませんからご安心くださいね(笑)

 

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