アロマセラピストになるために泣きながらやること

2020年2月17日

2020年上半期スケジュール

アロマセラピストになるために

厳密にいうと「AEAJアロマセラピスト」になるためには、様々なことを勉強します。

・精油学各論

・精油の化学

・アロマテラピー総論

・基材論

・健康学

・解剖生理学

・病理学

・衛生学

・心理学

・サロンマナー

そして、トリートメント技術

これらのことを159時間かけて学ぶのが、
アロマセラピスト専科コースです。

試験も、まずは筆記テスト(5月11月に実施）があり、その後ボディとフェイシャルの実技試験を受けていただきます。

そして、そのトリートメント技術の試験以外にカルテ演習という試験があります。

 

AEAJのカルテ演習とは

練習したアロマトリートメントを書けばいいのではなく、
一人のアロマセラピストとして、クライアント様一人一人の心と体の状態をみながら精油をブレンドし、トリートメント内容を考え、実際に施術した内容を記録するというものです。

 

このカルテ演習の目指すところは、1人1人のクライアントにアロマセラピストとしてどのように施術したのか。を記録しそれを試験官がみるというれっきとした試験なのです。

 

 

これがねーーー、本当に大変なんです。

今回は受講生1名がこのカルテを提出しました。

 

30症例とは、30回分のトリートメントのことですが、
単にアロマセラピストが練習したトリートメントの記録を書けばよいというではありません。

 

一人一人のクライアント様と向き合って、行ったトリートメントを記録していくわけです。

 

 

2020年上半期スケジュールはコチラから↓↓

 

本来のアロマセラピストのトリートメントとは

クライアント様とのコンサルテーションをもとに、その日の体調や気分に合わせて精油を選びますが、単に体調や香りの好みで選ぶわけではないんです。

私たちアロマセラピストはコンサルテーション時のクライアント様をものすごーーく観察しています。

顔色や話し方、声のトーン、表情、選ぶ言葉、呼吸の速度、しぐさ…などをチェックしています。

 

そこからどんなお声かけをしたらよいかとか、トリートメント時に何に気を付けなればならないか、などを読み取ります。

 

そのうえで、精油の知識をフル稼働させながらブレンド精油を選び、
トリートメントの力加減や、行う部位の時間配分、手技などのトリートメントプランを瞬時に立てて、クライアント様に提案してから施術となります。

アロマセラピストのトリートメントはよく「オーダーメイド」と言われるのは、ここからきているんですね。

 

よほどのことがない限り他の方とまったく同じ手技や精油で行うことはありません。

 

そしてアロマセラピストは精油を使いこなすスペシャリストですが、
すべてを精油で解決するのではなく、
食生活や運動方法、睡眠の事や心理の方面からの提案もします。

 

こうしたコンサルテーションまでを記録したカルテを30症例も出すのだから、、
そりゃあ大変ですよね。。

 

私自身も泣きながらカルテを書きましたっけ。。（遠い目・・・）

 

リシェスは認定スクールとして提出したカルテを合格水準になるまで指導をします。

気が付いたところには大小さまざまな大きさの付箋を使いますが、今回も付箋は３束ほどなくなりました…😅

この写真は↓↓何回目かのチェックの時。訂正できているところの付箋を外したところです。

これでも少なくなった方です。こうしてカルテを訂正しながら学んでいるんです・・・。

 

たいへんだからこそ、資格の意味があるというわけですね！

 

さぁ。。結果はどうでしょうか。

来月末あたりに結果が出るのかな…

 

アロマセラピスト専科

 

 

 

 

 

 

 

弘中小都子のホンネをのぞき見💕