【私のアロマ人生最後の仕事】
私のアロマ人生最後の仕事
20年以上、アロマと共に歩いてきた私が、
アロマ人生最後の仕事として成し遂げたいことが見えてきました。
それは
【介護とアロマの専門知識を持った『介護アロマケアセラピスト』が活躍できる社会を目指すこと】
アロマテラピーを実践している方の多くは、この分野に興味があることでしょう。
また日本全国を見渡せば、たくさんの団体が「介護アロマ」を実践しています。
この思いにいたった経緯には、母親の存在が大きくあります。
年齢以上に元気だった母親が、平成30年西日本豪雨災害後に大病を患い、
その後、日に日に『できないこと』が増えていきました。
以前通りとは言わないにしても、前向きに笑顔でいる母親をもう一度見てみたい…。
と介助しますが、家族だから故にうまくいかないことが多くあります。。
身体と心は繋がっていますから、身体が老化すると、心も老化します。
身体においてはリハビリを通じて、機能の維持をしていくこと。
デイサービスの利用で、家族以外とのコミュニケーションを通じ心の老化へのケアをしていることを知りました。
『できないこと』をサポートすることばかりが重要ではなく、
『できること』を維持していくことが重要であることも知りました。
状態を維持していくには、本人の前向きな意欲が必要であることは言うまでもありませんが、
その意欲を引き出すには、家族の力だけでは難しいと感じます。
前向きな意欲は、寄り添いながら話しに耳を傾けられることで信頼関係が生まれ、そのコミュニケーションを通じて、意欲が生じることを母親から学びました。
私はこのお役目をアロマセラピストが担う世界を目指したい。
アロマセラピストは『トリートメントをする人』ではありません。
必要な介助も行いながら高齢者の残存機能の維持と、QOLの向上を目的としたかかわりができると思うのです。
私が目指しているのは、ボランティアでの実現ではありません。
『単なる理想論』だと言われる方も多くいるでしょう。
今まで私のこの思いを否定されたこともありますし、
現場の方たちからは、受け入れなかったことも経験しています。
ですが、私がお話ししていることは本当に単なる理想論でしょうか。
介護アロマセラピストとは
介護施設や病院の多くが、
『アロマでマッサージしてあげたい』
『アロマならボランティアに来てほしい』
という要望があるのはなぜなのでしょうか
そこに何らかの効果があるからだと思います。
施設で高齢者に関わっている方とは異なるかかわり方をすることで、
心の老化を防ぐためのかかわりができる立場にいるのが、介護アロマケアセラピストだと思います。
その場所がデイサービスなら、、、
- ご自分の席から、アロママッサージのブースまで歩く。
- (脚のマッサージなら)靴を脱ぐ、靴下を脱ぐなどの普段の動作をする。
- 暖かい手で脚をさすってもらいながら、「快」の刺激を受ける
- アロマセラピストとの会話や香りで脳を刺激する。
- マッサージで温まり、動きやすくなった脚や手でレクリエーションやリハビリをする
- 何よりアロマセラピストから向けられる笑顔により、精神的安定を得ることができる
などなど、、
このような働きかけができる、アロマと介護の知識を学んだプロフェッショナルが
「介護アロマケアセラピスト」です。
私は介護施設に『介護アロマケアセラピスト』が必ず在籍している社会を目指したい。
ボランティアではなく、純粋な職業のひとつとして定着した社会を目指したい。
これを私のアロマテラピー人生最後の仕事として、
実現に向けて進みたいと思います。
アロマセラピスト、介護職、看護師、理学療法士など、
専門知識をお持ちの方に対応した内容を近々発表したいと思います。
何分にもこれから挑戦していくことなので、訂正や修正があることなどどうぞご了承くださいませ。
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